スタッフが語る「CASATA II」

モデルハウス「CASATA II」のポイントを、建築時の担当スタッフが語ります。
モデルハウス全般・エネルギー(光熱費)、外観・和室、リビング1階・内装、キッチン・バスルーム(浴室・脱衣所・洗面室)についてなど、家づくりの参考にしてください。

CASATA II スタッフインタビュー

Point1:モデルハウス・エネルギー(光熱費)について

菅原 順一

代表取締役


新しいモデルハウス建築のコンセプトは?

モデルハウスのコンセプトはずばり「3世代が暮らしを楽しむ最新のエコハウス」です。

それをかなえるために(1)冬暖かく夏涼しい「快適性」、(2)末永く暮らす為の「省エネ性」、ここは言い換えれば「光熱費0」を目指した住まいであるということ、そして最後に(3)3世代の要望がつまった人気の間取りで「実用性」にこだわりました。

新モデルハウスのポイントは?

オール電化が17年、太陽光発電も13目の取り組みとなる当社だから、今後のスタンダードを見据えて地域での実績や経験をもとに最新のエコハウスに挑戦しています。暖房機器も見所の一つとなっており、省エネ暖房の代名詞であるヒートポンプ式暖房(エアコン・パネルヒーター)に加えてペレットストーブも展示していますのでご体感いただければと思います。

また室内に採用された秋田杉などの自然素材やタイルの質感はリフォームをお考えの皆様にも是非参考にしていただきたいと考えています。大きさを問わず、すぐに役立つ家づくりのポイントがご覧いただけます。アクセントひとつでお部屋の雰囲気も変わるものです。私たちの自信作、皆様、ぜひ一度ご覧ください。

光熱費が月に約2500円とは驚きですね?

先ほど「省エネ性」にこだわっているとお話ししましたが、住まいの省エネとは言い換えれば「光熱費」になります。ガソリンや灯油の高騰は誰しも経験があるわけですが、環境・エネルギー問題も今や家計とは無関係ではないことを私たちは知っているわけです。そこで家のローンとあわせて光熱費もランニングコストとして考えることは家づくりの中でよく出る話題の一つとなってきました。モデルハウスは太陽光発電7kwを採用したオール電化の冷暖房計画をプランしました。当社シミュレーションでは光熱費月額2500円以下、年間30,000円以下となっております。正直、私たちも驚きましたが、これまでの住まいのほぼ2倍の断熱材と最新のサッシの採用でこの数字は実現できました。

たくさんの最新設備の導入で建築費用も高くなるのでは?

そこは誰でもそして私たちも一番の関心事です(笑) 確かに建築費用は高くなりますが、同時に光熱費が大幅に削減されたとすればいかがでしょうか?ご自宅の光熱費も事前にお確かめ頂けますので、それが結果的に家計の支出が少なくなるとしたらどちらを選ぶでしょうか?

「あたたかい家」は健康にもやさしいことがデータでも実証されています。暖房機器が半年は活躍している私たちの地域の暮らしの中で、室内がどこでも暖かい「快適性」はかえがたいものですし、私たちが30年以上こだわってきた本当にいい家の条件と言えます。 「家は小さく、あたたかく」が私たちが考えるこれからの住まいのスタンダードです。

間取りのポイントは?

3世代が同居でありながら、パーソナルな時間も大事にしてほしい・・・そんな思いを間取りに反映させました。例えばお母さんのお友達やお子さんのお友達、その他来客が重なった場合でも、おもてなしできる“2Fリビング”を設けました。

また2F夫婦の寝室には、広々クローゼットに加え、小屋裏スペースを活用した“ホビールーム”も隣接。趣味や仕事など多目的に使えます。子供室は6帖2部屋ですが、間仕切らず行き来できたり、将来的には12帖の部屋としても利用できます。

CASATA II スタッフインタビュー

Point2:外観・和室について

加藤 光一

設計者


外観のデザインのポイントは?

このモデルハウスの設定が3世代同居型・家族6人(おじいちゃん・おばあちゃん・お父さん・お母さん・娘さん・息子さん)暮らし。和風・洋風のどちらかではなく、各世代が納得できるデザインや色合いを工夫しました。大屋根の中央には天然素材を使ったサイディング、下半分には少し細やかなボーダータイルを使い、重みのある印象を重視しました。また玄関はドアではなく、引き戸を採用されるご家庭も地域柄多いため、カードキーを使う引き戸を採用しています。

和室・縁側のポイントは?

従来は、和室は2間続きが定番でしたが、昨今の冠婚葬祭の流れから、和室は来客時の客間利用として1部屋だけにし、もう1間はおじいちゃん・おばあちゃんの寝室にしました。客間利用の和室なのでデザインは高級旅館をイメージ。費用面はリーズナブルな設計です。和室のらんまは、あえて設置せず、あたたかい空気が循環するようにしました。縁側は土間のタタキに水道を設置し、冬場の鉢植えやペットの足洗いやお手入れ場所としても使いやすさを考慮しています。

1F寝室のポイントは?

おじいちゃん・おばあちゃんの寝室は、内装材に秋田杉を使用。柔らかい材質で香りも豊か。心身ともにほっとできる空間です。トイレ・浴室も行きやすさを考慮し、近い配置にしました。趣味を楽しみながら、快適にのんびりと暮らせるそんな毎日を楽しんでほしいものです。

小屋根裏部分のポイントは?

小屋根裏は8.7帖の広さがあり、収納室、寝室、子ども室など多目的にお使いいただけます。また階段付近には書棚をつけて、階段で読書も楽しい。あえてそんな生活スタイルも提案してみました。

CASATA II スタッフインタビュー

Point3:キッチン・バスルームについて

庄司 由紀子

コーディネーター


 

キッチンのポイントは?

お母さん・おばあちゃん・娘さんが集まってお料理!そんな素敵な光景を想定して、余裕のある広々なアイランド型キッチンを採用しています。キッチンの前には大型テレビを設置したので、料理番組やレシピサイトを大画面で見ながらお料理することも出来ちゃいます。ますますお料理するのが楽しくなりますね!

勝手口には広々な収納棚を設けました。買い置けるような食材や台所用品など、キッチン付近にたくさん収納できるので便利です。

また、キッチンの近くにカウンターテーブルもあり、家事の合間にパソコンや事務仕事をしたり、お子さんのお勉強机として使ったり・・・家族を見守りながらも自由なスタイルで暮らせる空間となっています。


浴室と洗面室を区切った点について

以前は脱衣室内に洗面台がありましたが、入浴中、洗面台が使えない、洗面台を使っていると入浴出来ない・・・そんな問題がありました。これを解決するため、近ごろは別々な空間に分ける間取りを採用されるお客様が増えてきました。脱衣室には、家族みんなが必要なタオルや小物を収納できる広さを確保。洗面室は共有スペースの位置づけで、こちらも家族みんなの必要な洗面道具を収納できるよう、収納力のある洗面台を採用しています。

もちろん、お掃除もラクで、清潔快適にお使いいただけます。冬の時期、寒くならないように、温水パネルヒーターも設置しています。

CASATA II スタッフインタビュー

Point4:リビング1階・内装について

今野 伸

一級建築士


 

リビング内装のポイントは?

高級感のあるお洒落さを目指して、白・黒をベースに、アクセントに濃いめのブルーを使いました。ダウンライトや手すり金具などに黒を使っています。ホール・リビング・キッチンには、名古屋モザイクのデザイン性のあるものを使用しています。

一方で無垢材の雰囲気も味わっていただきたく、無垢のオークをフローリングに、天然板・天井材に使いました。リビングとダイニングは、間仕切りのない空間ですが、縦格子の温水パネルヒーターが程よい目隠しになる工夫をしています。